箕面の森を守る

森林保護員は愛称「グリーン・サポート・スタッフ」と言います。 箕面の森で出会ったら声をかけてください。 スズメバチを見かけたり、路の崩落とか植物の不法採取とかの状況があったらすぐにお知らせください。

ササユリ

ササユリ
美しいピンクの花色を持つ日本特産のユリ。和名は、葉が笹によく似ていて、光沢があることによります。日本の古い文献にあらわれるユリの多くは、このササユリと考えられています。関西を中心に分布。栽培は極めて困難な種です。

昔の箕面には、山や丘にたくさんのササユリが咲いていました。1967年、明治の森が制定された頃、箕面市の花に選ばれ、市民にこよなく愛されました。近年、山に入って球根ごと掘り、持ち帰る人が現れ、箕面のササユリはみるみるうちになくなってしまいました。今では、山でササユリに出会える人はよほど幸運な人となりました。どうか、残された山のササユリをみんなで守ってください。来年もあの場所であのササユリの可憐な姿が見られることを願って。

箕面のサル

箕面のサル2012年6月
箕面ダムからエキスポ記念の森にかけての道路上にはよく野生日本猿の群れが出てくる。サルの中には人間が近づくと山に逃げるのもいれば平然として寝そべっているのもいる。ジロリとサルににらまれて群れの中を一人歩き過ぎる。サルたちとの距離はわずか3m。襲われないかと内心冷や冷やしながらも・・・。しかし少し離れてよく観察すれば毛づくろいする仲良い兄弟や可愛い子連れもいる。かわいい隣人たちである。

道路上では猛スピードを出して走り抜けて行く車やオートバイがいるので危ないと思うのだが・・・。

道路上にサルたちがたむろしているのには理由がある。車でやってきてエサをやる人がいるからだ。「サルにエサを与えると罰金10000円!」と注意書きされています。ちなみにごみの不法投棄は5年以下の懲役または1000万円以下の罰金です。また、箕面川ダムでできた人造湖ゆうゆうレイクでは管理上の問題から魚釣りが厳禁となっています。そして、明治の森箕面国定公園内の市道ではオートバイの走行は禁止されています。でも今日もものすごい音をたてて爆走するオートバイや車を運転する若者を目撃しました。注意書きや道路標識を無視するマナーの悪い人がけっこうやってきているようです。大切な日本の自然を守るには人間のマナーある行動が不可欠です。

箕面山のニホンザルは大都市の近くに住む野生サルとしてめずらしく、昭和31年以来国の天然記念物に指定されています。しかし、観光客等によるエサやりが絶えず、サル害が増えました。人間がエサをやるとサルが自然の食べ物を探さなくなり人間とのトラブルが発生したり、サルの頭数が増えて生息環境に悪影響を及ぼします。箕面のニホンザルが本来の野生生活を取り戻すことを目標に「箕面市サル餌やり禁止条例」が施工されています。どうぞご理解ください。

モリアオガエルの産卵

モリアオガエル←クリックで拡大します

巡視の朝、かならず立ち寄るビジターセンターで
職員のリーダーSさんが教えてくださった。
駐車場の上の水槽で
めったに目撃できない「モリアオガエル」が産卵しているという…
その写真をブログ用に送ってもらい
早速アップした。

ウィキメディアによれば
「繁殖期になると、まずオスが産卵場所に集まり、鳴きながらメスを待つ。メスが産卵場所にやってくるとオスが背中にしがみつき、産卵行動が始まる。
産卵・受精が行われると同時に粘液が分泌されるが、この粘液を集まったオスメスが足でかき回し、受精卵を含んだ白い泡の塊を作る。
…この画像はまさに、その最中をとらえているようだ…
「直径10-15 cmほどの泡の塊の中には黄白色の卵が300-800個ほど産みつけられる。泡の中では複数のオスの精子が雌が産んだ未受精卵をめぐって激しい競争を繰り広げると考えられており、モリアオガエルの精巣の大きさが際立って大きいことの原因と推測されている。泡は表面が乾燥して紙のようなシートとなって黄白色の卵塊となり、孵化するまで卵を守る役割を果たす。
 1週間から2週間ほど経って卵が孵化する。孵化したオタマジャクシは泡の塊の中で雨を待ち、雨で溶け崩れる泡の塊とともに下の水面へ次々と落下する…。」

…なるほど大きなメスに小ぶりのオスがしがみついているように見える。

午後になって、もう一度見に行ったら雌雄ともにご不在だった。
この木にはもうひとつ二つ白い泡のかたまりが残っていた。

見てみたい人はビジターセンターで聞くと場所を教えてくれますよ。

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Appendix

ドッペル

ドッペル

ドッペルくんというのは[分身]という意味らしい。
私の仕事は森林保護員…採用されてから足かけ5年になる。「ドッペル」というのはドッペルギャンガーの略でスイス時計の老舗「インターナショナルIWC」にも「ドッペルモデル」があるし自転車メーカーにもある。詳しい由来は本文で…

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